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ペットロスその前に
愛犬ハナちゃんとの奇跡の数ヶ月
愛犬ハナちゃんは、16歳という高齢で病に倒れました。医師からは「薬の効果も点滴も効果なしですね、今日明日が山です」と宣告を受け、家族は絶望の淵に立たされます。しかし、ハナちゃんは諦めずに懸命に生きようと頑張っていました。
家族は、ハナちゃんの強い生きる意志に心を打たれ、できる限りの治療を施しました。医師の指導のもと、自宅で点滴を続け、新しい薬を試しました。すると、奇跡的にハナちゃんは元気を取り戻し、体毛も生え、トイレも行けるようになりました。
しかし、食事だけは苦しいようで、流動食しか受け付けませんでした。それでも、玄関でクンクン泣くハナちゃんを、バギーに乗せて散歩に連れて行きました。ハナちゃんは、久しぶりに外に出ることができて、とても嬉しそうでした。
数ヶ月間、奇跡のような幸せな時間を過ごした後、ハナちゃんは再び体調を崩し、帰らぬ人となりました。しかし、家族は最後までハナちゃんに寄り添い、看取りました。
この経験を通して、家族は命の尊さを改めて実感しました。そして、どんなに辛い状況でも、最後まで希望を捨てずに愛犬と向き合うことの大切さを学びました。
アイキャッチ画像は、復活時の写真を投稿しています。
家族に迎えて間もない頃 いつも一緒のぬいぐるみ
ペットロスとは、
主な症状
- 悲しみ、絶望感、空虚感
- 罪悪感、後悔
- 食欲不振、睡眠障害
- 集中力低下、無気力
- 幻覚、幻聴
ペットロスの原因
- ペットとの強い絆
- 長期間の飼育
- ペットの突然の死
- 飼い主自身がペットの死を看取れなかった
- ペットの死因に対する罪悪感
- 周囲からの理解不足
ペットロスへの対処法
- 悲しみを我慢せず、十分に泣く
- ペットとの思い出を語り、偲ぶ
- 家族や友人、同じ境遇の人と話す
- 専門家に相談する
- ペットロスに関する書籍を読む
- ペットロス向けのサポートグループに参加する
- 運動や趣味など、気分転換になる活動をする
- 新しいペットを迎える(無理のない範囲で)
**ペットロスは誰にでも起こり得ることです。**大切なのは、悲しみを一人で抱え込まず、周囲の理解を得ながら、自分なりのペースで立ち直っていくことです。
ペットが亡くなった時の現実的な対処
ペットが亡くなった時は、悲しみと混乱で頭の中が真っ白になるかもしれません。しかし、冷静さを保ち、以下の現実的な対処を行うことが大切です。
1. 状況確認
- まだ息があるかどうか、意識があるかどうかを確認します。
- 呼吸や脈拍が確認できない場合は、ご自身が深呼吸をして、落ち着いて下さい
- 動物病院へまず連絡して先生の指示が有れば連れて行き、診断してもらいましょう。
- 元気なうちに、緊急事態の連絡先を先生に聞いておく
- 例;10時~18時かかりつけの動物病院それ以降は、救急動物病院等
- すでに亡くなっている場合は、死後硬直が始まる前に、まぶたを閉じて手足を丸めるように内側に畳んだ姿勢にしてあげます。
2. 遺体の安置
- 保冷剤やドライアイスを使って遺体を冷やします。
- 遺体を清潔なタオルで包み、ダンボール箱や棺桶などに入れ、涼しい場所に安置します。
- 夏場は特に腐敗が進みやすいので、注意が必要です。
3. 火葬・埋葬
- 個別火葬、合同火葬、ペット霊園での埋葬など、様々な方法があります。
- 費用や希望に合わせて、適切な方法を選びましょう。
- 火葬の場合は、火葬証明書を発行してもらえます。
4. 死亡届
- 30日以内に、市区町村役場へ死亡届を提出する必要があります。
- 必要な書類は、火葬証明書、鑑札、狂犬病予防注射済票などです。
*手続き方法は、各自治体によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
動物火葬場豆知識
動物火葬場の種類はいくつかあります。
個別火葬:ペットを1頭ずつ火葬する方法です。最も費用がかかりますが、ペットに最期の別れを告げることができるというメリットがあり又、骨壺を購入し、骨上げを行います。
合同火葬:複数のペットをまとめて火葬する方法です。個別火葬よりも費用が安いですが、ペットの遺骨は返却されません。
合同葬儀 :合同火葬のあと、引き続き1~2時間後始まりますが霊園によって合同火葬で終わりの場合もありますので、流れを霊園に聞いておくとよいでしょう。
移動火葬車:自宅や動物病院など、指定の場所まで火葬車に来てもらい火葬する方法です。移動費がかかりますが、ペットを移動させることなく火葬することができます。
動物火葬場を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
料金:火葬の種類やオプションによって料金が異なります。
設備:施設内に待合室やペット用の霊園などがあるか確認しましょう。
スタッフ:ペットに優しいスタッフがいるか確認しましょう。
評判:口コミや評判を調べてみましょう。
ペット火葬場の費用は、火葬の種類やペットの体重によって異なります。個別火葬の場合、小型犬で1万円~2万円、大型犬で2万円~3万円が相場です。合同火葬の場合、数千円~1万円程度です。
ペット火葬場には、以下のようなオプションサービスがあります。
遺骨拾い:火葬後に遺骨を拾うことができます。
骨壺:遺骨を入れるための容器です。
納骨堂:遺骨を納めることができる施設です。
供養:ペット供養のための法要や儀式を行うことができます。
ペットが亡くなったときは、慌てずに動物火葬場を選びましょう。
メロンくんは華ちゃんに意地悪ばかりしていたので、鬼太郎に怒られました。
そんなメロンくんも華ちゃんが旅立って暫く腕を噛む(しがむ)事で、寂しさを紛らわしていました。
今でも、留守番のとき華ちゃんを思い出した時は噛むクセが身に付いちゃったね
意地悪ばかりしていたのね 僕意地悪なんかしてないよ 私の亡き後宜しくね