Contents
ペットのマイクロチップ埋め込みについて
ペットのマイクロチップ埋め込みは、迷子になったペットを飼い主の元に戻すための重要な手段として、近年注目されています。2023年6月1日からは、犬と猫の販売業者にマイクロチップの装着義務が導入されました。
マイクロチップとは
こんな時に手続きが必要です
- マイクロチップを装着した
- 犬やネコを購入・譲り受けた
登録済みの場合
- 住所や連絡先が変更した
- 犬やネコが亡くなった
- 登録内容に変更があった【30日以内に更新手続きを行う必要】
- 読み取りができなくなった
マイクロチップは、直径約2mm、長さ約1cm程度の円筒形の電子タグです。注射器で皮下に埋め込み、専用の読み取り機で個体番号を読み取ることができ、(個体番号のみが記録)GPS機能などはありません。
更新手続き
- 「犬と猫のマイクロチップ情報登録」ウェブサイトにアクセス
- 飼い主情報及びペット情報変更の場合「登録事項変更届」
- ペット死亡の場合「死亡届」
- マイクロチップ読み取り不可の場合「マイクロチップ読み取り不能届け」
- 登録内容に誤りがある場合「登録事項訂正届」
犬と猫のマイクロチップ情報登録環境大臣指定登録機関
公益社団法人 日本獣医師会(詳細は⏪をクリックして下さい。)
該当書類をダウンロードし、必要事項を記入し必要書類を添付して、指定登録機関へ申請します。
メリット
- 迷子になったペットを飼い主の元に戻す確率が大幅に向上します。
- 悪質なペット販売や繁殖を防ぐ効果があります。
- 動物愛護管理法に基づき、犬と猫の所有者はマイクロチップの装着と情報登録が義務付けられています。
デメリット
- 費用がかかります。(約3,000円~1万円)
- 万が一、ICチップが体内で移動してしまう可能性があります。
- 読み取り機がなければ個体番号を確認できません。
手順
- 動物病院で獣医師に相談する。
- マイクロチップと装着費用を支払う。
- 獣医師によるマイクロチップ埋め込み。
- 飼い主情報とマイクロチップ番号を登録団体に登録する。
登録団体
費用
- マイクロチップ代: 約3,000円~5,000円
- 挿入費用: 約3,000円~5,000円
- 登録費用: 約1,000円
- 変更登録手数料:400円(令和6年4月1日から)
その他
- マイクロチップは、生後50日齢を超えた犬と猫に埋め込むことができます。
- マイクロチップ埋め込みは、獣医療行為となるため、必ず獣医師が行わなければなりません。
- マイクロチップの情報登録は、飼い主の義務です。